ポイントをANAマイルに換えよう
クレジットカードで貯めたポイントはANAマイルに移行しなければ
航空券を手に入れることはできません。
ということで、
ポイントが貯まったらANAマイルに移行していきましょう。
移行するための手順
やり方は簡単で、持っているクレジットカード会社の会員ページなどから
手順に沿ってポイントを移行するだけです。
手続きはわずか5分程度で終わらせることができ、
移行が完了したらANAマイレージクラブに反映されます。
※カード会社の会員ページにも反映されます。
たったこれだけなのですが、ポイントをマイル移行するときには
覚えておいて欲しいことが3つあります。
- ポイントをANAマイルに換えるには手数料がかかる場合がある
- カードごとに移行できるポイントの最低単位が決まっている
- 移行できるポイント数にも上限がある
この3点について説明をしてます。
ポイントをANAマイルに換えるには手数料がかかる場合がある
クレジットカードで貯めたポイントをマイルに換える時には、
移行手数料がかかるカードもあります。
具体的な移行手数料は以下の通り。
カード名 | 年会費 | 移行手数料 | マイル換算率 |
---|---|---|---|
ANA・JCBカード(一般) | 2,200円(税込) | 6,000円(税込)※1 | 100円=1マイル |
ANA・JCBカード(ワイド) | 7,975(税込) | 6,000円(税込)※1 | |
ANA・JCBカードワイドゴールド | 15,400円(税込) | 無料 | |
ANA・VISAカード(一般) | 2,200円(税込) | 6,600円(税込)※1 | |
ANA・VISAカード(ワイド) | 7,975(税込) | 6,600円(税込)※1 | |
ANA・VISAカードワイドゴールド | 15,400円(税込) | 無料 | |
ANA VISA Suicaカード | 2,200円(税込) | 6,600円(税込)※1 | |
ANAカード(学生用)VISAカード | 在学中は無料 | 6,600円(税込)※1 | |
ANA To Me CARD PASMO JCBカード (ソラチカカード) |
2,200円(税込) | 6,000円(税込)※1 | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円(税込) | 6,600円(税込) | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード・ゴールド | 33,480円 | 無料 | |
ANAダイナースカード | 29,700円 | 無料 | |
JCB一般カード | 1,375円(税込) | 無料 | 100円=0.3マイル |
JCB EITカード | 永久無料 | 無料 | 100円=0.6マイル |
三井住友VISAカード | 1,375円(税込) | 6,600円(税込) | 100円=0.3マイル |
ダイナースクラブカード | 22,200円(税込) | 無料 | 100円=1マイル |
AMEXスカイ・トラベラー | 11,000円(税込) | 6,000円(税込) | 100円=1マイル |
アメリカン・エキスプレスカード | 12,200円(税込) | 6,000円(税込) | 100円=0.5~1マイル |
楽天カード | 年会費無料 | 無料 | 100円=0.5マイル |
ライフカード | 年会費無料 | 無料 | 100円=0.3マイル |
漢方スタイルカード | 1,650円(税込) | 無料 | 100円=1.05マイル |
※1 10マイルコース(100円=1マイル換算)の移行手数料になります。
5マイルコース(100円=0.5換算)の場合は移行手数料は無料です。
なかには手数料が無料のカードもありますが、これらのカードは
年会費が高いか、マイルへの換算率が低いというデメリットがあります。
少し前まではANA JCBカードが年会費と移行手数料が安く、
かつマイルの換算率も高かっため、非常に魅力的なカードでした。
しかし!消費税の値上げもあって、2015年4月から値上げされることが
決まってしいました・・・これはショックが大きいですね。
1点覚えておくと便利なこと。
この移行手数料を支払うと、ポイントを移行するタイミングから1年間は
何度でもポイントを移行させることができます。
そのたびにお金を取られることはないので安心してください。
また、1年間移行し続け、その次の年は移行しないと決めたら、
移行する契約を1回ストップさせることもできます。
ですので、ポイントからANAマイルへ移行するときには一度で大量のポイントを換え、
翌年はまた手数料を払わなくすべきです!
ただし、この移行手数料は自動更新されます。
そのため自動更新の前に必ずストップさせる手続きを取ることはお忘れなく!
でないと、また追加で手数料を取られてしまいますよ。
カードごとに移行できるポイントの最低単位が決まっている
実はポイントを移行する時に、最低移行ポイント数というものが決まっています。
あなっさんの持っているANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイント移行画面にも
このように書かれています。
つまり、このポイントを貯めるまでは移行できないので、
気を付けるようにしてください。
カードごとの具体的な最低移行ポイント数は以下の通りです。
カード名 | 最低移行 ポイント数 |
移行単位 |
---|---|---|
ANA・JCBカード(一般) ANA・JCBカード(ワイド) ANA・JCBカードワイドゴールド ANA JCB ZERO |
1ポイント以上 | 1ポイント単位 |
ANA・VISAカード(一般) ANA・VISAカード(ワイド) ANA・VISAカードワイドゴールド ANA VISA Suicaカード ANAカード(学生用)VISAカード |
1ポイント以上 | 1ポイント単位 |
ANA To Me CARD PASMO JCBカード (ソラチカカード) |
1ポイント以上 | 1ポイント単位 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード ANAアメリカン・エキスプレス・カード・ゴールド |
1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
ANAダイナースカード | 1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
JCB一般カード | 500ポイント以上 | 1ポイント単位 |
JCB EITカード | 500ポイント以上 | 1ポイント単位 |
三井住友VISAカード | 100ポイント | 100ポイント単位 |
ダイナースクラブカード | 1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
AMEXスカイ・トラベラー | 1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
アメリカン・エキスプレスカード | 1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
楽天カード | 50ポイント以上 | 50ポイント以上 |
ライフカード | 1,000ポイント以上 | 1,000ポイント単位 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード・ゴールド | 300ポイント以上 | 100ポイント単位 |
漢方スタイルカード | 500ポイント以上 | 500ポイント単位 |
しかし、実はこの点について、あなっさんはさほど気にしていません。
というのも、先ほどお伝えしたとおり、ポイントは大量に貯めておいて、
一気にどかん!と換えることで手数料を無駄に払わずに済ませるのがベストなのです。
そのため、最低移行ポイント数が1,000ポイントであろうとも、1~2年間ポイントを貯めれば、
簡単にそれだけのポイントは超えられるで、「貯まるかな・・・」といった心配をする
必要はありませんよ。
移行できるポイント数にも上限がある
最後にサブカードでANAカードを以外のカードを利用している方に
注意して欲しいことがあります。
それが移行できるポイント数には上限があるということです。
具体的には以下の通り。
カード名 | ポイントの 移行制限 |
---|---|
ANA・JCBカード(一般) ANA・JCBカード(ワイド) ANA・JCBカードワイドゴールド ANA・VISAカード(一般) ANA・VISAカード(ワイド) ANA・VISAカードワイドゴールド ANA VISA Suicaカード ANAカード(学生用)VISAカード ANA To Me CARD PASMO JCBカード (ソラチカカード) ANAアメリカン・エキスプレス・カード ANAアメリカン・エキスプレス・カード・ゴールド ANAダイナースカード ANA JCB ZERO JCB一般カード JCB EITカード 三井住友VISAカード |
無制限 |
ダイナースクラブカード | 80,000ポイント⇒80,000マイル/年間 |
AMEXスカイ・トラベラー | 80,000ポイント⇒80,000マイル/年間 |
アメリカン・エキスプレスカード | 80,000~1,6000ポイント⇒80,000マイル/年間 |
楽天カード | 100,000ポイント/月、 30,000ポイント/回 |
特に楽天カードは月に100,000ポイントまでしか移行することができません。
(できるだけポイントは楽天市場に使って欲しいのでしょう)
ですので、サブカードで楽天カードを使っている人は
くれぐれも制限があることは忘れないようにしてくださいね。
年会費・移行手数料・マイル換算率など、総合的に考えるべし!
ここではポイントをANAマイルに換えるにも
手数料がかかることを説明しました。
無料航空券を手に入れられるのであれば安いものなんですけどね、
一般庶民のあなっさんとしては、決して無視できる金額ではありません。
ということで、クレジットカードを選ぶときには、
この移行手数料についても踏まえながら選ぶことが重要なんです。
例えば、ANA JCBカードとANA VISAカードを比較した場合、
カードのスペックや年会費は変わりませんが、移行手数料が違うので、
よっぽどVISAが好きな人以外は、ANA JCBカードを選ぶべき。
逆に、年会費は無視して、とにかくステータスを重視したい人は、
ゴールドカードであるANAダイナースカードを選ぶことをお薦めします。
あなっさんのようにANAマイルをしっかり貯めたい人は、サービス内容、年会費、
手数料などのバランスが良く、ステータスも非常に高いANAアメリカン・エキスプレス・カードがお薦めです。
このように様々な角度からカードを選ぶ基準というのは違うので、
そのあたりは覚えておくようにしてください。
話が少し逸れてしまいましたが、ポイントをANAマイルに換えるときの注意事項はこのような点にあります。
そして、もう1つだけ重要なポイントとして、ポイントとマイルには有効期限というものがあります。
次のページではカード会社のポイントとANAマイルの有効期限について詳しく説明をしていきます。
ANAマイルを貯めて、タダで航空券を手に入れたいなら、ANAカードがオススメ!