ANAアメリカン・エキスプレス・カードのポイントプログラムを徹底分析!
「ANAアメックスって、ポイントは貯めやすいの?」
「ポイントプログラムの仕組みがよくわからない。。。」
こんにちは。当サイト管理人のあなっさんです。
ANAマイルを貯めるときには、マイルを貯めやすいANAカードを持つのが常識。
そのなかでも人気なのが「ANAアメリカン・エキスプレス・カード(通称:ANAアメックス)」です(あなっさんも愛用しています)。
このカードは普段のお買い物で「100円=1ポイント=1マイル」を貯められるだけでなく、特定のお店・サービスでカード決済をすると、さらにポイントやマイルが貯まります。
例えば、ANAの航空券をANAアメックスで購入すると、ポイントは通常の1.5倍+1マイルがプラスでもらえるんです!
このようにANAアメックスのポイントプログラムには、様々なポイントアップの特典が付いており、それらを知っておくことで、より楽しく、より多くのマイルが貯められます♪
逆にポイントプログラムについて知らないと、せっかく貯められるはずのポイントをムダにしてしまうことも・・・
本ページでは、ANAアメックスのポイントプログラムの仕組み・特典・何と交換できるか?などについて詳しく解説をしていきますね。
ANAアメックスを手に入れようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!
目次 〜ANAアメックスのポイントプログラムを徹底分析!〜
ANAアメックスには2つのポイントプログラムが備わっている
ANAアメックスは航空会社のANA(全日空)と、国際カードブランドであるアメリカン・エキスプレスが提携して発行されているクレジットカード。
このカードはANAの一般カードではあるものの、ゴールドカードレベルの特典・サービスが付いている、超お得なカードとして人気が高いんです。
そして、実はANAアメックスには2つのポイントプログラムがあります。
具体的には次の2つ。
- ANAカードの「ANAマイレージプログラム」
- アメックスの「メンバーシップ・リワード」
ANAマイレージプログラムでは「ANAマイル」が貯まり、メンバーシップ・リワードはカード利用に応じて、「アメックスのポイント」が貯まります。
ANAアメックスを手に入れようと考えている方のほとんどが、カード払いで貯めたポイントをマイルに移行して、特典航空券を貯めようと考えているはず。
そのため、ANAアメックスでポイント・マイルを貯めるのであれば、この2つのポイントプログラムに関する特典を理解しておくことをオススメします。
具体的には次の5つですね。
- カード決済で100円=1ポイント
- ANAグループでポイント1.5倍+1.0%のマイル
- ANAの提携店でマイルが0.5〜1.0%プラス
- アメックスの提携店でポイントが最大10倍
- ANAマイレージモールの利用でマイルが0.5〜1.0%プラス
この5つの特典を知っておけば、ポイント・マイルを大量に貯められるんです。
それぞれについて、以下にてわかりやすく解説しますね♪
100円=1ポイントが貯まるポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」
まずは、このカードにはアメックスのポイントプログラムが備わっています。
それが「メンバーシップ・リワード」です。
メンバーシップ・リワードでは、カード決済100円につき1ポイントが貯まります。
仮に1ヶ月で10万円の支払いがあった場合、1,000ポイントが貯まるということ。1年間10万円を支払い続けると、12,000ポイントが貯まるわけですね。
実際にANAアメックスを愛用しているあなっさんのポイント管理画面を見てください。
このように普段のお買い物から、ネットショッピング代、保険代、ガソリン代など、様々な場所でポイントが貯められます。
貯めたポイントは「1,000ポイント=1,000マイル(ANA)」として交換できるので、ANAマイルを貯めたい方にはオススメですよ!
注意!公共料金の支払いでは100円=0.5ポイント(一部を除く)
ここで1つだけ知っておいて欲しいことがあります。
アメックスの「メンバーシップ・リワード」では、基本的に公共料金の支払いで貯まるポイントは半減(200円=1ポイント)されてしまうんです。
公共料金とはガス代・電気代・水道代・税金のこと。
税金は次の支払いでポイントが半減します。
- 国民年金保険料
- 自動車税
- 住民税
- 固定資産税
- ふるさと納税
- 特許申請料
- Yahoo!公金支払い
また、ガス・電気・水道会社は一部例外を除いては、基本的にはポイントは半減されることを知っておいてください。
具体的に、あなっさんが公共料金をANAアメックスで支払ったときのポイント管理画面が次の画像です。
このように中部電力(電気代)の支払いではポイントが半減していることがわかります。
一方で、あなっさんの家のガス会社(ワセ田ガス)は、ポイントが半減されない会社のため、100円=1ポイントで貯まっているわけです。
・・・とはいえ、公共料金は年間で数万〜数十万円の支払いになるため、ポイント(=マイル)を貯めるたい方は、決して見逃すべきではありません。
もちろん、ANAカードのなかには公共料金の支払いで100円=1ポイントが貯まるカードもあります(ANA JCBカードやANA VISAカードなど)。
ただし、そのためだけに別のANAカードを持つのも年会費などがもったいない・・・
ですので、ポイントは半減されますが、ANAアメックスで公共料金を支払い、確実にポイントを貯めることをオススメしますよ!
ANAグループでポイント1.5倍+1.0%のマイル
次に、ANAアメックスはANAグループのお店・サービスで使うと、ポイントが1.5倍(100円=1.5ポイント)になります。
さらに!このカードはANAの航空券や機内販売の支払いに使うと、決済額に応じて1.0%分のマイルがプラスして貯まるんです!
具体的には次の表を見てください。
利用内容 | 購入先 | ポイント/マイル数 |
---|---|---|
航空券 | ・ANAウェブサイト/国内・国際線予約案内センター ・ANAカウンター |
100円=1.5P+1マイル |
機内販売品 | ・ANA 国内線/国際線およびエアージャパン便 | 100円=1.5P+1マイル |
旅行商品 | ・ANA スカイホリデー ・ANA ハローツアー ・ANA ワンダーアース | 100円=1.5P |
通信販売 | ・オンラインショップ「A-style」 | 100円=1.5P |
このようにANAアメックスではANAグループにおいて、より多くのポイント・マイルを貯めることができます。
特にANAの航空券を購入すると合計「100円=2.5マイル」を貯められるのは、ANA一般カードのなかではANAアメックスだけ!
実際にあなっさんがANAアメックスでANAの航空券を購入したときのポイント管理画面が次の通りです。
このように通常に貯まるポイントにプラスして、62ポイントがボーナスポイントとして貯まっていることがわかります。
ですので、特に仕事やプライベートでANAの航空券を購入することが多い方にとっては、かなり嬉しい特典ですね♪
ANAの提携店でマイルが0.5〜1.0%プラス
ANAアメックスはANAの提携店(ANAカードマイルプラス)で決済することで、通常貯まるポイントとは別に、マイルが0.5〜1.0%プラスして貯まるんです。
例えば、ガソリンスタンドのENEOSはANAアメックスを使うと、カード決済額100円に対して1マイルがプラスされます。
仮にENEOSでガソリンを5,000円給油すると、通常ポイントで50ポイントと、提携店の利用によるボーナスマイルで50マイルが貯まるわけです。
貯めたポイントをANAマイルに移行すれば、合計100マイルが貯まることになりますね♪
実際にあなっさんがENEOSでガソリンを入れたときのアメックスのポイント管理画面と、ANAのマイル管理画面が次の画像になります。
■ANAアメックスのポイント管理画面
■ANAのマイル管理画面
このように若干のタイムラグはありますが、アメックスのポイントとANAマイルの両方が貯まっていることがわかります。
具体的なANAの提携店(ANAカードマイルプラス対象店)は次の通り。
空港駐車場 | 羽田空港第1〜4駐車場、新千歳空港A・B駐車場、大阪国際(伊丹)空港駐車場、高松空港駐車場、松山空港駐車場、高知龍馬空港駐車場、仙台空港駐車場、広島空港駐車場、長崎空港駐車場、熊本空港駐車場、サンパーキング(羽田空港、成田空港) |
---|---|
レンタカー | ニッポンレンタカー |
レストラン・食品 | スターバックス、ANAカードマイルプラス・グルメ、京成友膳、メルセデス・ベンツ コネクション |
百貨店 | 高島屋、阪急百貨店、阪神百貨店、大丸・松坂屋、千歳アウトレットモール・レラ、沖縄アウトレットモール あしびなー |
コンビニ・スーパー | セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ココストアイースト |
引っ越し | アート引越センター、サカイ引越センター |
ゴルフ場 | ANAカードマイルプラス加盟ゴルフコース、カヌチャリゾート、ハイランドリゾート |
ドラッグストア | マツモトキヨシ |
タクシー | グリーンキャブ、中央無線タクシー、東京MKタクシー、東京無線タクシー、日英交通、大和自動車交通、イースタンエアポートモータース、ハロー・トーキョー、多古タクシー、石川交通 |
ガソリンスタンド | JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)、出光興産 |
スポーツ | 沖縄ダイビングショップ マリーン プロダクト、ルスツリゾート/スキー・アクティビティ、サホロリゾート スキー場、グリーンピア大沼 ウィンターアクティビティ |
ホテルズ & リゾーツ | ホテルオークラ札幌、ホテルオークラ新潟、オークラフロンティアホテルつくば、オークラ アカデミアパーク ホテル、オークラ千葉ホテル、ホテル イースト21東京、フォレスト・イン昭和館、オークラフロンティアホテル海老名、オークラアクトシティホテル浜松、京都ホテルオークラ、ホテルオークラ神戸、ホテルオークラ福岡、札幌エクセルホテル東急、札幌東急REIホテル、ザ・テラスクラブ アット ブセナ、ザ・ブセナテラス、ジ・アッタテラス クラブタワーズ、ザ・ナハテラス |
このようなお店・場所でポイントとマイルが同時に貯められます。
特にセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、EONES、スターバックスなどは、普段からよく使われる方も多いはずですからね。
上記で紹介した提携店でお買い物・支払いをすることが多い方は、ぜひANAアメックスで支払うことをオススメしますよ!
アメックスの提携店でポイントが最大10倍
先ほど紹介した特典は「ANA」の提携店での話。
それとは別に、ANAアメックスにはアメックスの提携店でカード決済をすると、ポイントが倍増するサービスがあります。
それが「ボーナスポイント・パートナーズ」です。
このボーナスポイント・パートナーズは、アメックスの提携店でカード決済をすることで、ポイントが最大で10倍になります。具体的には次のお店・サービスが対象です。
店名 | ポイント | マイル付与率 |
---|---|---|
高島屋オンラインストア | 2倍 | 2.0% |
じゃらん | 2倍 | 2.0% |
Oisix (おいしっくす) | 2倍 | 2.0% |
アイシティ 渋谷駅前・新宿・池袋店 | 5倍 | 5.0% |
イモトのWiFi | 5倍 | 5.0% |
WOWOW | - | 1,000ボーナスP |
たかの友梨ビューティクリニック | 2倍 | 2.0% |
Z会通信教育 | 2倍 | 2.0% |
一流旅館・ホテルの予約サイトRelux | 2倍 | 2.0% |
このような対象店・サービスがあります。
例えば、海外旅行に行くときに「イモトのWiFi」でルーターのレンタル代が5,000円かかったとすると、250ポイント(通常50ポイントの5倍)が貯まるわけです。
他にも、旅行好きの方であれば、じゃらんを使うことも多いかと思いますので、友達のホテル代などをANAアメックスで一緒に支払えば、一度に大量のポイントが貯められますよ♪
ANAマイレージモールの利用でマイルが0.5〜1.0%プラス
最後に、ANAアメックスを始めとしたANAカードはネットショッピングをするときにも、ポイントとは別にマイルが貯まる特典があります。
それが「ANAマイレージモール」です。
この特典は、楽天市場やYahoo!ショッピングなどでお買い物をするときに、ANAマイレージモールを経由することで、マイルが加算されます。
ANAマイレージモールの対象となっている代表的なネットショップは次の通り。
サイト名 | 貯まるANAマイル |
---|---|
楽天市場 | 200円=1マイル |
Yahoo!ショッピング | 300円=1マイル |
ポンパレモール | 300円=1マイル |
LOHACO | 100円=1マイル |
セブンネットショッピング | 100円=1マイル |
ヤフオク! | 300円=1マイル |
ベルメゾンネット | 100円=1マイル |
これらのネットショップでお買い物するときに、ANAマイレージモールを経由するだけで、ポイントとは別にANAマイルが貯まるんです。
例えば、ANAマイレージモールを経由して、楽天市場でお買い物をするときの流れは、次のようになります。
1.ANAマイレージモールの楽天市場のページにアクセス
2.ANAのお客様番号とパスワードを入力
3.あとは楽天市場でいつも通りお買い物をする
たったこれだけで、簡単にマイルがプラスして貯められるんですよ♪
さらに!ANAマイレージモールのなかには貯まるマイル数がアップされるキャンペーンを行うネットショップも。
例えば、マイクロソフトストアでは通常「100円=1マイル」がプラスで貯まるところ、キャンペーン期間中は「100円=2マイル」が貯まるんです。
このようにキャンペーンのタイミングでお買い物をすれば、さらに多くのマイルを貯めることができ、特典航空券などを手に入れやすくなりますよ♪
以上がANAアメックスに備わっている「メンバーシップ・リワード」と「ANAマイレージ」の特典です。
これらの特典を活かすことで、大量のポイント・マイルを貯めることができますよ♪
>>ANAアメリカン・エキスプレス・カードの申し込みはこちらです
電子マネーではApple Payと楽天Edyがオススメ
ここまでANAアメックスでカード決済をしたときの特典を紹介しました。
・・・とはいえ、最近は電子マネー決済が普及してきたこともあり、コンビニやスーパーなどではカード払いではなく、電子マネーを使っている方も多いのでは?
そこで、ここからはANAアメックスを手に入れたときには、どの電子マネーを使うべきなのかを解説しますね。
具体的には次の2パターンです。
- iPhoneユーザーはApple Pay
- Androidユーザーは楽天Edy
それぞれの特徴・使うメリットを以下にて詳しく解説します。
iPhoneユーザーにはApple Payがオススメ
まず、iPhoneユーザーであれば「Apple Pay」を使うのがオススメ。
Apple PayとはiPhoneやiPad、Apple WatchなどのApple社の製品に搭載されている、電子マネー決済システムのこと。
※注:Apple Payを使えるのはiPhone7かApple Watchseries2以降の機種です。
ANAアメックスをApple Payに登録することで、以下のマークがあるお店での決済ができるようになります。
具体的に以下のお店などでApple Payでの決済ができます。
ジャンル | 対象店 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、生活彩家 |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス |
飲食店 | すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、吉野家、すき家、かっぱ寿司、サガミグループ、コメダ珈琲、ドトールコーヒー、フレッシュネスバーガー |
百貨店 | 阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、なんばCITY |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等) |
書店・CD/DVD | TSUTAYA、HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電量販店 | ビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、エディオン、Joshin、ソフマップ、 |
レジャー | 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、USJ、富士急ハイランド、京セラドーム大阪、快活CLUB、ヤフオク!ドーム、東京ドーム、コロナワールド、阪神甲子園球場、ジャンカラ、 |
ファッション | ユニクロ、Right-on、しまむら、コナカ |
その他 | ドン・キホーテ、カクヤス、auショップ、GLOBAL GATE、ディズニーストア |
このように、大手コンビニや、イトーヨーカドー、イオングループなどでApple Payによる電子マネー決済ができるのは、とっても便利ですね♪
そして、ANAアメックスを登録したApple Payで支払うことで「100円=1ポイント(メンバーシップ・リワード)」が貯められます。
これまで「コンビニやスーパーで、わざわざクレジットカードを出して決済するのは、ちょっと面倒・・・」と感じていた方でも、Apple Payを使ってスムーズに決済ができ、かつポイントも貯められるというわけです!
細かな支払いでもポイントを貯められるようになるため、iPhoneユーザーはApple PayにANAアメックスを登録してくださいね。
Androidユーザーは楽天Edyで最大200円=3マイルが貯まる
次にAndroidユーザーは「楽天Edy」を使うことをオススメします。
そもそもANAアメックスには電子マネーの楽天Edyが搭載されています。
(次の画像はあなっさんのANAアメックスの券面です)
そのため、コンビニやスーパーなどでも、ANAアメックスの楽天Edyを使えば、電子マネー決済(タッチ決済)をすることができるんです。
ただし、、、ANAアメックスに付いている楽天Edyでの決済では「200円=1マイル」しか貯まりません(ポイントではなくマイルが直接貯まります)。
通常、ANAアメックスでカード決済をすると「100円=1ポイント=1マイル」が貯まることを考えると、楽天Edyで支払うのは、ポイントを損することになるんです。
また、電子マネー決済をするために、ANAアメックス(クレジットカード)をお財布からわざわざ出して決済しなければいけないことを考えると、、、正直、めんどくさい(涙)
そこでAndroidユーザーは、スマホの「おサイフケータイ機能」で楽天Edyを使うのがオススメ。
これによりスマホで楽天Edyを使うことができ、かつ「200円=1マイル」を貯めることができるんです!
貯まるマイル数はANAアメックスで楽天Edyを使ったときと同じですが、スマホで決済できることを考えると、かなりスムーズに決済ができますよ♪
ちなみに、おサイフケータイ機能で楽天Edyを使うためには、「ケータイ de Edyマイル」というサービスへの登録が必要です。
サービスへの登録を忘れてしまうと、いくら楽天Edyで決済してもマイルを貯めることはできないので気をつけてください!
・・・ただ、楽天Edyの利用では「200円=1マイル」しか貯まらないことを考えると、ちょっと物足りなさを感じるのは事実。
でも、安心してください。
実は楽天Edyには貯められるマイル数を増やせる2つのサービスがあります。
具体的には次の2つ。
- 対象店でマイルが2倍「Edyマイルプラス」
- 200円=3マイル「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」
それぞれについて簡単に解説します。
対象店でマイルが2倍「Edyマイルプラス」
まず、楽天Edyには「Edyマイルプラス」というサービスがあります。
Edyマイルプラスとは、楽天Edyを対象店で使うことで「200円=2マイル」が貯まるサービスのこと。
具体的な対象店は次の通り。
対象店はそこまで多くありませんが、マツモトキヨシや紀伊國屋書店などを使う方であれば、メリットがあるサービスと言えますね。
200円=3マイル「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」
楽天Edyには、さらにマイルを貯められるサービスがあります。
それが「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」です。
「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」は、docomo・au・ソフトバンク利用者だけが使える月額330円(税込)の有料サービスになっています。
このサービスに加入すると、楽天Edyの利用で貯まるマイルが通常の3倍(200円=3マイル)となるんです♪
これにより、普段のお買い物で大量のマイルを貯めることが可能に。
ちなみに、1ヶ月で貯められるマイル数は2,000マイルまでと上限はありますが、利用額で考えると月20万円なので、ほぼ問題ありません。
それ以外にも、このサービスには特典航空券の先行予約ができたり、航空券(旅割)一般販売より2日早く予約できたり、グローバルWi-Fiのレンタル料が無料になったりと、様々な特典も付いています。
問題は「月額330円(年間3,960円)を支払ってまで、このサービスを使うべきか?」ということ。
ここで、どうすれば元が取れるかを検証してみました。
まず、このサービスは200円=3マイルが貯まるなど、通常のカード払いよりも「100円=1マイル」多く貯めることができます。
1マイル=2円とした場合、3,960円の元を取るためには、1,980マイルを貯められれば良いので、楽天Edyで年間198,000円以上の支払いがあればOK。
つまり、1ヶ月で16,500円(198,000円÷12ヶ月)を楽天Edyで支払える方であれば、ANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した方が、お得と言うわけです!
「1ヶ月で16,500円も楽天Edyで決済するかな?」と思うかもしれませんが、コンビニやスーパー、ランチ、カフェ代など、普段の生活で使えば、あっという間にクリアできます♪
ちなみに、先月のあなっさんの楽天Edyの利用額は22,000円でした。
あとは、月額費用とマイルの貯めやすさを天秤にかけて、ANAマイレージクラブ モバイルプラスへの加入を決めてくださいね!
注意!Edyのチャージではポイントは貯まらない
ANAマイルを貯めるのであれば、Androidユーザーは楽天Edyを使うことがオススメです。
ただし、ANAアメックスでは楽天Edyのチャージでポイントを貯めることはできません。
ANAカードのなかで楽天Edyへのチャージでポイントが貯められるのは次の券種です。
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA JCBカードプレミアム
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード
- ANAダイナースカード
- ANAダイナース プレミアムカード
このように楽天Edyへのチャージでポイントが貯まるのは、限られたハイグレードカードだけなんです。。。
どれも年会費は1万円以上するカードばかりですので、楽天Edyのチャージのためだけに手に入れるのは、ちょっと現実的ではありませんね(苦笑)
他の方法として、ANAカードではありませんが、年会費無料の楽天カードは「200円=1ポイント(楽天スーパーポイント)=0.5マイル」を貯めることができます。
この方法でマイルを貯めるのも悪くはありませんが「200円=0.5マイル」というのは、マイルへの換算率で考えると、正直、微妙・・・
ですので、楽天カードを使い楽天Edyのチャージで貯めたポイントは、楽天市場などの楽天グループで「1ポイント=1円」として使った方がお得と言えますよ。
ANAアメックスはポイントの有効期限を無期限にできる
さて、ここでANAアメックスのポイントプログラム最大のメリットを紹介します。
それが「ANAアメックスはポイントの有効期限を無期限にできる」ということ!
ANAアメックスは「ポイント移行コース(年額6,600円(税込))」に登録することで、ポイントの有効期限が無期限にできます。
具体的なイメージとして次の図を参考にしてください。
ポイントの有効期限が無期限ということは・・・特典航空券と交換できるマイル数が貯まるまで、ポイント(=マイル)を貯め続けることができるということ!
そもそも、ANAアメックスで貯まるポイント(メンバーシップ・リワード)の有効期限は3年。ANAマイルの有効期限も3年間と決まっています。
つまり、特典航空券を手に入れるためには合計6年以内(ポイント3年+マイル3年)に必要なマイル数を貯めなければいけないんです。
6年という有効期限は、長いようで意外と短い・・・
国内や近場の海外の特典航空券は分のマイルは貯められますが、アメリカやヨーロッパなど長距離の特典航空券分までは届かない可能性が高いんです。
もちろん、ポイントやマイルの有効期限は随時切れていきますし、有効期限が切れると失効となるので、頑張って貯めてきた努力も水の泡に(涙)
ですが・・・ANAアメックスはポイントの有効期限を無期限にできるので、アメリカやヨーロッパまでの特典航空券を手に入れることも夢じゃなくなるというわけです♪
ポイントの有効期限を無期限にできるのはANAカードのなかでも以下のカードだけ。
- ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ANAダイナースカード
このように他のANAカード(JCB・VISA・Masterdard)はポイントの有効期限を無期限にすることができず、限られた期間内でマイルを貯めなければいけないんです。
ちなみに、マイルは「長距離+ハイクラス座席」の特典航空券と交換をする方が、1マイルあたりの価値(ポイント還元率)は高くなります。
ハイクラス座席というのはビジネスクラスやファーストクラスの座席のこと。
アメリカやヨーロッパにビジネスクラス・ファーストクラスで行ける特典航空券を手に入れることで、1マイルあたりの価値は高くなり、よりお得となります(詳しくは後述します)。
ANAアメックスであれば、ポイントの有効期限を無期限にすることができるので、こうした高価値の「長距離+ハイクラス座席」の特典航空券を手に入れられるんですよ♪
ポイント移行コースは3年ごとに登録すればOK!
「でも、ポイントを無期限にするのに手数料がかかるの?」
「ポイント移行コースって、結構お金がかかるんだね。。。」
ANAアメックスのポイントを無期限にするための「ポイント移行コース」では、移行手数料として6,600円(税込)がかかります。
ただし、この移行手数料は他のANA一般カードやワイドカードでも基本的にはかかるんです(ワイドゴールド、ANAアメックスゴールド、ANAダイナースは無料)。
しかも、ANAアメックス以外の場合は、ポイントの有効期限は無期限になりません。
具体的には次の表を見てください。
カード名 | 移行手数料 |
---|---|
ANA JCBカード | 5マイルコース:無料 10マイルコース:5,500円(税込) |
ANA To Me CARD PASMO JCB | |
ANA JCB ワイドカード | |
ANA VISAカード | 5マイルコース:無料 10マイルコース:6,600円(税込) |
ANA VISA Suicaカード | |
ANA マスターカード | |
ANA VISA ワイドカード | |
ANA マスターワイドカード | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 6,600円(税込) |
ANA JCB ワイドゴールドカード | 無料 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | |
ANAダイナースカード |
このようにANA JCBカードやANA VISAカードでも「10マイルコース」を使ってポイントからマイルに交換するときには、ANAアメックスと同等の手数料がかかります。
一応、5マイルコースであれば移行手数料は無料ですが「100円=1ポイント=0.5マイル」でしか交換できないため、はっきり言ってマイルは全然貯まりません・・・
ANA JCBカードやANA VISAカードでマイルを貯めて、特典航空券と交換したいのであれば「10マイルコース」に登録するのが鉄則。
つまり、他のカードを選んでも移行手数料はかかってしまうんです。
・・・とは言え、毎年移行手数料を支払うことを考えると、結構な金額になりますよね?
でも、安心してください。
ANAアメックスのポイント移行コースは3年に1度だけ登録をすることで、手数料を抑えることができるんです!
ポイント移行コースは1年単位のサービスになっており、2年目以降は自動的に更新されていきます。
ただし、自動更新がされる前に解除すれば、2年目以降の移行手数料は発生しません。
当然、一度ポイント移行コースに登録すれば、ポイントの有効期限は無期限になるので、解除したタイミングから3年間はポイントを貯め続けることができます。
具体的には次の図を見てください。
このようにポイント移行コースの登録と解除を繰り返すことで、移行手数料の負担を抑えながら、ポイントを無期限で貯められます。
3年に1度だけポイント移行コース(6,600円(税込))に登録すれば良いので、毎年2,200円(税込)でポイントの有効期限を延長できるということですね。
ただし、先ほどもお伝えしたように、ポイント移行コースは自動更新されるので、くれぐれも解除することだけは忘れないでください。
解除をするにはカード裏面に書かれているアメックスの問い合わせ窓口に電話をすればOK(インターネットからの解除はできないので要注意)。
それさえ気をつければ、ANAアメックスでポイントを貯め続けることができ、夢のビジネスクラスやファーストクラスでの海外旅行に行けますよ♪
なお、ANAアメックスのポイントの有効期限については以下のページで詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードはANAマイルを無期限で貯められて超お得に!>>>
ポイントの使い道をまとめてみた
では、ANAアメックスで貯めたポイントは何と交換できるのか?
ほとんどの方は、ANAアメックスで貯めたポイントをANAマイルに交換しようと考えているかと思いますが、それ以外にも交換できるものはあります。
具体的には次のとおりです。
- ANAマイル
- 提携航空会社のマイル
- 商品(食品・家具・家電・ファッションなど)
- ホテル宿泊券・レストラン食事券
- 体験(エステ・クルージングチケットなど)
- アメックスオリジナルグッズ
- チャリティー(募金)
- オンライショッピングの支払い
- 店頭での支払い(ヨドバシカメラ・髙島屋)
- カード利用後の支払い代金
- クーポン・商品券(QUOカード・全国百貨店共通など)
- Eクーポン(amazonギフト券・iTunes・Google Playなど)
- ショッピングクーポン(SHIPS・ジョルジオ アルマーニなど)
- レストランクーポン
- 共通ポイント(Tポイント・楽天スーパーポイント)
このようなポイント・サービス・商品との交換が可能です。
そのため「特典航空券と交換できるほどのポイント(=ANAマイル)が貯められない」という場合には、上記で紹介したサービス・商品と交換するのもあり。
ちなみに、ANAアメックスのメンバーシップ・リワードでは、あなたが貯めたポイントに合わせて交換できるサービス・商品を簡単に検索することもできます。
以下の画面は、あなっさんが持っているポイントと交換できるサービス・商品です。
※他にも色々な商品が表示されています。
このようにポイントに応じて、交換できるサービス・商品を簡単に検索できるのはありがたいですね。
ただし・・・ポイントはANAマイルに交換するのが一番お得です。
その理由について以下にて詳しく解説します。
「ポイント→ANAマイル→特典航空券」と交換するのが一番お得!
ANAアメックスで貯めたポイントは、ANAマイルと交換をして、さらに特典航空券に交換することをオススメします。
理由としては、特典航空券と交換するのが「ポイント還元率」が一番高く、お得だからです。
ポイント還元率というのは、簡単に言えば「1ポイントが何円分の価値になるのか?」という割合のこと(ポイントの貯めやすさを表す言葉ではありません)。
例えば、ポイントを商品券のQUOカードに交換する場合、6,000ポイントで2,000円分のQUOカードを手に入れることができます。
つまり、3ポイント=1円(6,000ポイント=2,000円相当)となるため、ポイント還元率は0.3%(1ポイント=0.3円)ということになります。
ちなみに、ANAアメックスのポイントをTポイントや楽天スーパーポイントと交換したときでも同じポイント還元率です。
次にANAアメックスのポイントをマイルに交換して、さらに特典航空券と交換したときのポイント還元率について。
まず、ANAマイルは最低10,000マイル(ローシーズン)から往復の特典航空券と交換できます。具体的には「東京−秋田」「東京−新潟」といった区間です。
仮にANAで「東京−秋田」の航空券を購入したときの料金は12,090円なので「10,000ポイント=10,000マイル=12,090円」となります。
つまり、「10,000ポイント=12,090円」となるので、ポイント還元率は1.209%となるので、特典航空券を手に入れた方が圧倒的にお得なんです!
まとめると・・・
特典航空券:10,000ポイント=12,090円(1.209%)
QUOカード:10,000ポイント=3,333円(0.3%)
このようにANAアメックスは特典航空券と交換した方が、お得ということがわかりますね。
さらに、先ほど紹介してポイント還元率は「遠距離+ハイクラス座席」の特典航空券と交換できると、その価値がグッと高くなるんです。
具体的には次の表を見てください。
区間 | 往復料金 | 必要マイル数 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|
東京-沖縄 | 44,510円 | 18,000マイル | 2.47% |
東京-石垣島 | 61,990円 | 20,000マイル | 3.10% |
東京-ソウル(エコノミー) | 42,390円 | 15,000マイル | 2.83% |
東京-ソウル(ビジネス) | 125,390円 | 30,000マイル | 4.18% |
東京-香港(エコノミー) | 59,200円 | 20,000マイル | 2.96% |
東京-香港(ビジネス) | 156,180円 | 40,000マイル | 3.90% |
東京-ホノルル(エコノミー) | 87,880円 | 40,000マイル | 2.20% |
東京-ホノルル(ビジネス) | 242,880円 | 65,000マイル | 3.74% |
東京-ロサンゼルス(エコノミー) | 128,490円 | 50,000マイル | 2.57% |
東京-ロサンゼルス(ビジネス) | 498,490円 | 85,000マイル | 5.86% |
東京-ロンドン(エコノミー) | 135,480円 | 55,000マイル | 2.46% |
東京-ロンドン(ビジネス) | 577,470円 | 90,000マイル | 6.42% |
東京-シドニー(エコノミー) | 151,890円 | 45,000マイル | 3.38% |
東京-シドニー(ビジネス) | 375,690円 | 75,000マイル | 5.01% |
このように遠距離+ハイクラス座席の特典航空券と交換することで、ポイント還元率は3.0〜6.0%にもなるんですよ♪
ANAアメックスはポイントの有効期限を無期限にできるので、このようなポイント還元率が高い特典航空券を手に入れることもできます。
ということで、ANAアメックスのポイントはマイルと交換して、最終的には特典航空券を手に入れるのがオススメです!
>>ANAアメリカン・エキスプレス・カードの申し込みはこちらです
ポイントをANAマイルに交換する方法
最後にANAアメックスで貯めたポイントをANAマイルに交換する流れを紹介します。
具体的な流れは次の通り。
STEP1.ANAアメックス管理画面にログイン
STEP 2.メニューの「ポイントの移行」をタップ
STEP 3.「ポイント移行はこちら」をタップ
STEP 4.ANAマイレージクラブの「ポイントを移行する」をタップ
STEP 5.ANAマイレージの会員番号・ポイント移行数・本人認証情報を入力
STEP 6.最終確認をして「移行申込みを完了する」をタップ
以上でANAアメックスのポイントをマイルと交換できます。
ちなみに、申込みが完了すると同時に「ポイント移行コース(6,600円(税込))」に登録することになることを知っておいてください。
時間としては5分もかからずに手続きをすることができますよ♪
まとめ
このページではANAアメックスのポイントプログラムについて解説をしました。いかがでしたでしょうか?
大事なポイントをまとめると、、、
- ANAアメックスには2種類のポイントプログラムがある
- ANAアメックスはアメックスのポイントとマイルを同時に貯めていける
- 電子マネーはApple Payか楽天Edyを使うのがオススメ
- ANAアメックスのポイントは有効期限を無期限にできる
- ポイントを無期限にするには「ポイント移行コース」の登録が必要
- ANAアメックスのポイントはマイル・サービス・商品などと交換できる
- ポイントはANAマイルと交換して、最終的には特典航空券を手に入れるのがオススメ
これらのことを知っておけば、ANAアメックスを使って、より効率的に大量のポイント・マイルを貯めることができますよ。
特に、このカードには「ポイントの有効期限を無期限にできる」という、他のANAカードと比べても、かなりお得なメリットが付いています。
ですので、ポイントプログラムを上手に使っていくことで、普段なかなか乗ることができないビジネスクラスやファーストクラスなどの座席で、アメリカやヨーロッパ旅行を目指すのもありですね♪
ちなみに、あなっさんはANAアメックスを使い続けた結果、間もなく家族分を含めて近場の海外旅行に行けるだけのポイント+マイルが貯まりそうです。
「マイルを使って海外へ家族旅行に行く」という当初の目標まで、あと少し!
引き続きANAアメックスの特典を活かして、ポイントをガンガン貯めていきます♪
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ANAアメリカン・エキスプレス・カード
券面 | |
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カード名 | ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
初年度年会費 | 7,700円(税込) |
年会費(2年目以降) | 7,700円(税込) |
マイル換算率 | 100円=1~2.5マイル |
ポイント有効期限 | 翌々プログラム年度末日→無期限にできる |
移行手数料 | 6,600円(税込) |
入会・継続ボーナス | 1,000マイル |
フライトボーナス | 10% |
空港ラウンジ数 | 国内外29空港(国内28・海外1) |
【期間限定キャンペーン】
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